池上彰の欺瞞 その2

毎日新聞の”開かれた新聞委員会”での池上彰委員の発言内容には

どの部分でも欺瞞性と嫌悪感を感じる。

どの部分でもという事は池上彰の本質が欺瞞からなっているという事と考える。

池上彰が一部メディアで通用し、一部メディアに洗脳された一部のファンの

存在は、池上彰が詐欺師としての才能はあるという事だろう。

最近では、東京工大の教授に就任したとのニュースもある。

大学の劣化もこここまで進行したかの感が深い。


毎日新聞の”開かれた新聞委員会”での池上彰の発言内容の一例をあげる。

( 2011年4月18日開催 紙面掲載は5月2日)

1つの節の各センテンスにコメントの便宜上、番号を振った。

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池上委員:

①  原発事故が一段落したらこれまでの原発報道を振り返って欲しい。

②  原発についてメディアは建設反対派が言うことをそれなりに伝えてきた。

③  そこそこ報道してきたのに事故は防げなかった。


④  私もチェルノブイリ原発事故についての本を書いていて、

    「旧ソ連言論の自由がないから危険なものが造られたが、

     日本には報道の自由があり安全性は高いはずだ」 と

     書いてしまった。

⑤  私たちは間違えたのか、限界があったのか。

⑥  私自身にも反省はあるし、新聞はきちんと検証すべきだ。

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① に関しては もっともらしい事を述べていると期待されるが

  続く②〜⑥で失望と嫌悪感に変わる。 

②と③は欺瞞そのものである。

  3月下旬から4月上旬にかけて、反対派の言うことや事実が

  次々と現れて、安全神話に騙されていたことは

  4月18日の委員会当時明白であった。

  毎日新聞はその反省の下に原発マネーや経産省のデータ隠蔽など

  次々とより詳細を暴く活動を続けているのではないか。

  原発の驚くべき脆弱性と危険性に関して

  3・11までは、私は情報不足でほとんど知識がなかったが、

  3月末までに認識出来ている。

④も欺瞞そのもの。

   報道の自由は表向きあるが、実態はかなりゆがめられている事は

  現実社会に長く生きていると気づくのが普通。

⑤ の ”私たち” は 池上彰 一味 が日本全体であるかのように思い込ませる
  欺瞞の用法でしかない。

⑥ 反省するふりでごまかさないで、又新聞に責任転嫁しないで

  自分の過ちを徹底的に検証してそれを公表すべきでる。