朝日新聞の再生は難しそう!

朝日新聞の記事の質低下は読者として強く感じるところで
8月5日の慰安婦検証記事のレベルの低さには驚き、切り取ってある。
未熟な記者の手による記事が不完全なチェック体制で紙面になったかと思ったが
他のメディアから強い批判記事が相次ぎ
朝日新聞の中枢が関与した記事という事を知った。
その時点で契約解除も考えてが
手続きが面倒そうに感じた事と
残存の契約期間の中で
他メディアからの朝日新聞批判がどのように展開され、
又、朝日新聞社内の動きはどうなるかの関心もあったので
残存の12月末まで購読を続ける事にした。

信頼回復と再生のための委員会設置や社長の辞任などもあり
再生に向けての活動内容が時々、紙面にも掲載されるが
とてもじゃないが再生には程遠いと感じる。
2014年12月4日の21面、
信頼回復と再生のための委員会 第4回会合 の記事で
朝日新聞が示した事故分析結果や改革案を読んでも
全く再生できるとは思えない。
社外委員の面々が
朝日新聞が本当にかわろうとしているのか伝わってこない」
とコメントしているのも当然と言える。
朝日新聞が信頼を回復するには膨大な年月が科kりそうである。

池上彰の欺瞞テクニックを朝日新聞も利用

朝日新聞2014年3月28日13面の
池上彰の新聞斜め読み  求められる謙虚な姿勢
池上彰の欺瞞性が如実に表れた記事である。
池上彰の特性のひとつに依頼元の要請で、依頼元の宣伝、擁護などの
ために新聞などから仕入れた断片知識を巧妙に組み合わせて
コメントや記事を作成する。
(使用した断片知識にミスがあっても池上彰は責任をもたない)
今回の欺瞞記事の結論部分では依頼元である朝日新聞
3月15日朝刊3面の科学医療部長(桑山朗人氏)の
署名入り記事を潔く謙虚な姿勢として擁護して、いる。

桑山朗人氏の記事も謙虚な姿勢とは程遠い
反省の言葉だけの空虚な欺瞞記事。
http://d.hatena.ne.jp/reed4491/20140414/1397480065

桑山氏の記事は反省した振りで中身がないので、
池上記事ではその内容を論じるわけにはいかず、
結論と本文が論理的に結びついていない。
従って池上彰の擁護記事は形式的にも破綻している。
しかし詭弁テクニックを駆使し雰囲気的に結論へ飛躍させている。

池上彰記事を朝日新聞DIGITAL から以下に引用する。

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池上彰の新聞ななめ読み)
STAP細胞の検証報道 求められる謙虚な姿勢
2014年3月28日05時00分
新しい万能細胞とされる「STAP細胞」の論文に「重大な過誤がある」と
理化学研究所が発表したニュースは、新聞各紙が
3月15日付朝刊で大きく扱いました。
1月30日付朝刊各紙は、理研の若き女性研究者の成果として
大々的に報じていただけに、その報道を否定するものです。
新聞社にとっても、きまりの悪いものでした。
 どうして、こんなことが起きたのか。これ以降、新聞各社は
「重大な過誤」が起きた理由の検証報道を始めています。
 この一連の記事を読みながら、私は自問自答しています。
もし理研が最初に成果を発表した記者会見に出席していたら、
私はどんな記事を書いたのか、ということです。
きっと私も、「STAP細胞」の画期的な成果を絶賛し、
若き女性研究者をクローズアップするような記事を書いたのではないか。
そう考えると、科学ニュースの取材と報道、さらに検証の難しさに
立ちすくむ思いです。
 いまになって振り返るのは結果論ですが、新聞報道も
「重大な過誤」に陥らないで済む方法があったのかどうか。
それを考えてみましょう。
    *
今回のニュースで思い出されるのが、2012年10月に読売新聞が報じた
「iPS細胞を使った世界初の心筋移植手術を実施した」という人物の証言が
虚偽だった事件です。
このときは、この人物の経歴として「東京大学特任教授」や
ハーバード大学客員講師」などの肩書が登場しました。
肩書を見ると、つい信用してしまいそうになります。
 肩書や経歴だけで信用してはいけない。
当たり前のことですが、今回は、どうだったのか。
 発表主体は理化学研究所
論文の共同執筆者にハーバード大学教授の名前がある。
権威ある専門雑誌「ネイチャー」に論文が掲載された。
信用したくなる単語ばかりです。
こうした単語を「雑音」として排除し、虚心に発表を聞くこと。
まずは、ここから始めるしかないでしょう。
 その点で言えば、理研が成果を発表した段階で、
研究グループ以外のメンバーによる再現実験が
実施されていなかったことが引っ掛かります。
「弱酸性の液体」に漬けるだけで万能細胞が誕生するという
奇想天外な話だっただけに、第三者の再現実験によって正しさを
裏付けるという基礎的な手順が行われていなかったことには、
疑問を持つべきだったでしょう。
 さらに、「弱酸性の液体」とは、どのようなものだったのか。
発表では「紅茶程度」という発言があったとか。
そんないい加減な説明をうのみにすべきではなかったでしょう。
この発表があった後も、追跡取材をしていたら、
理研が3月になって謝罪会見をする前に、「重大な過誤」を報道できたはずです。
 この点に関して、毎日新聞3月17日付朝刊は、すでに2月5日の段階で、
インターネットの科学者向け論文検証サイトに、
論文で使用された画像の不自然さが
指摘されていたことを報じています。
この指摘をきっかけに、ネットの世界では早い段階から、
「重大な過誤」を指摘する声がありました。
ネットでは、さまざまな専門家が発言しています。
たとえ専門に疎い新聞記者であっても、こうした指摘をトレースしていけば、
かなりのことができたはずです。
    *
 では、一連の報道について、報道する側はどう考えているのか。
朝日新聞は、3月15日付朝刊の3面で、科学医療部長が、「私たち報道機関も、
報道のあり方が問われていると受け止めています」という署名記事を書いています。
 この時点では、他の新聞社が理研の責任を追及するばかりだったのに対して、
朝日の態度は潔いと言っていいでしょう。
 理研の「重大な過誤」を、我がこととして受け止める。
科学報道に求められるのは、こうした謙虚な姿勢です。

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日展の改革は進むのか? それともごまかしか? 朝日新聞記事より

公益財団法人 日展の審査には多年に渡り
多くの不正や不適切な行為、慣習が行われてきたことが
昨年10月の朝日新聞の報道で表面化した。
日展が改革の方向を4月10日に公表したとの朝日新聞報道が
4月11日にあった。
1面(編集委員・大西若人、山田優)と
33面(社会面)(沢伸也、青木美希)に掲載されているが
改革が正しく進んでいくのかどうかの扱いが全く異なる。
1面の記事は日展の改革が真剣に計画されているとの印象を強く
与える。まるで日展の広報の記事を読んでいるのではと錯覚させる。

33面の記事は「日展審査 残った疑惑」は
標題だけでなく記事内容もしっかり内実をえぐっていて
私の人生経験からこちらが真実に近いと感じる。
記事によると日展の深層のウミは多く残っている。
今後とも日展の実態には注視が必要である。

日展になお多く残っている不正の追及に
朝日新聞には今後とも頑張っていただきたい。

33面の記事 「日展審査 残った疑惑」を
今後の参考の為、以下に引用する。

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日展審査、残った疑惑 実態解明は書道のみ2014年4月11日05時00分
100年以上続く公募美術展「日展」が、不正審査問題で失った信頼を取り戻すため、
「改組新日展」に看板を書き換える改革案を打ち出した。
日展は幕引きを急ぐが、不正審査の実態解明は書道分野にとどまり
、寺坂公雄理事長が所属する洋画など他分野は不十分だ。▼1面参照

 「名前を変える」「組織を変える」。寺坂理事長は10日、東京・上野の日展会館で
記者会見し、冒頭から約15分間、改革案を語り続けた。
だが不正審査には触れず、質問を受けても「何の不正ですか」。
度重なる質問に「それが不正というなら、ないような方向で改革、検討します」。
そして「反省の弁は」と尋ねられ、ようやく「大いに反省しております」と答えた。

 不正審査問題は昨年10月、2009年書道の篆刻(てんこく)の審査で
入選数を会派に事前配分していたことを朝日新聞が報じ発覚。
その後、寺坂理事長が所属する洋画の会派などで、審査員が所属会派の作品を
応募前に指導していた問題などが次々に露見し、
下村博文文部科学相から「徹底的にウミを出し切る努力」を求められた。

 日展は第三者委員会をつくり、書道での不正審査を認定する第1次報告書を
12月に公表する一方、3月に公表した第2次報告書では
書道以外の分野について「不正があったとは認められない」とした。

 しかし、第2次報告書は審査員が入選者から謝金を受け取っていたり、
所属会派の応募作品を事前指導したりしていたという
朝日新聞が指摘した実態について触れていない。
調査目的は、書道入選数の事前配分をスクープした朝日新聞の初報と同様の不正が
他分野であったかを調べることと記されており、
応募作品の事前指導など他の疑惑は調査対象外のように読める。

 第2次報告書をまとめた高崎玄太朗弁護士は朝日新聞の取材に、
調査報告書で事前指導に触れなかったことについて当初は
「(調査)目的は決まっていた」と述べ、調査対象外だったことを示唆した。
2日後に「付随的事項として調査したが、審査に影響が認められなかったので
(調査結果を)記載しなかった」と修正したが、調査の詳細は明らかにしなかった。
(沢伸也、青木美希)-----------------------------------------------------------------

朝日新聞 桑山朗人科学医療部長 反省した振りの詭弁の記事内容

2014年3月15日の朝日新聞3面に載った
科学医療部長桑山朗人氏による記事、「取材重ね検証していきます」 は
反省した振りで詭弁の記事内容。
朝日新聞の社内では問題指摘する人はいないのだろうか?

下に新聞記事のコピーを張り付ける。

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取材重ね、検証していきます STAP細胞論文 科学医療部長・桑山朗人
2014年3月15日05時00分

理化学研究所などの研究チームが、新たな万能細胞「STAP細胞」を作製したとする英科学誌ネイチャーの論文について、データの扱いに問題があったとして、理研の調査委員会が不適切と認めました。研究論文の信頼性を著しく損なう事態です。私たち報道機関も、報道のあり方が問われていると受け止めています。
 論文について、朝日新聞は1月30日付朝刊1面トップで報じ、2面で科学的な成果とその意味、社会面で研究の中心的存在である小保方晴子ユニットリーダーの研究人生なども紹介しました。
 理研の発表を踏まえ、私たちは複数の専門家に論文を読んでもらうなどして、内容の妥当性について取材を進めました。その結果、実験で得られた細胞がこれまでと違う新たな万能細胞の可能性が高いこと、万能性を示す記述も説得力があること、などの評価を得ました。
 英科学誌ネイチャーは専門家による厳しい審査で知られ、掲載率は1割以下です。そうした審査を経て特に注目すべき記事の一つとして扱われたことや、論文に名を連ねている研究者の過去の実績も踏まえ、この論文は信頼できると判断しました。
 しかし、報道後、論文を読んだ別の研究者からデータの使い回しや盗用を疑う指摘が相次ぎました。論文の共著者や、同じ研究分野の専門家などにその指摘について取材を重ねました。その一方で、再現実験を試みている大学の取材も進めていました。そんな中、理研も調査に乗り出し、重大な不備が見つかったわけです。
 私たちは、発表段階で論文の問題点を見抜けませんでした。限られた時間で論文中のずさんなデータの扱いまで把握するのは容易なことではありません。それでも今回の件を教訓として受け止めなければならないと考えています。
 論文が撤回されれば、STAP細胞の存在は「白紙」になります。ただ、理研はまだ、再現実験などでSTAP細胞の存在が確認できれば、改めて論文として世に問いたいとしています。
 STAP細胞が本当に存在するかを見極めるためにも、私たちは再現実験の行方をしっかりとフォローしていきます。また、今回の経緯と問題点の詳細、さらに科学論文のチェック体制など、引き続き取材を重ね、検証していきます。-------------------------------------------------

上記記事を注意深く読んでいけば、
内容が反省した振りで、言い訳に終始し本来反省すべき事柄は皆無で、
詭弁になっている事は明白である。
(桑山氏及び朝日新聞の一部の記者達は本来反省すべき内容が分かっていなくて
結果的に詭弁と感じられる反省記事になっているのかも知れないが。)

記事中で 桑原氏 曰く
私たち報道機関も報道のあり方が問われていると受け止めています。で真の反省を期待するのであるが上記の添付記事で続く部分をトレースすれば
分かるように具体的反省の記述はなく全くずれた内容。

記事内で、発表時点で問題点を見抜けなかった事をくどくどと言い訳しているが
誰も問題点を見抜けなかったわけで
一番同情してもらえるところに一般読者を誘導する詭弁の一種。
そればかりか論文の問題点を見抜けなかった全責任を
論文を読んでもらった専門家たち、ネイチャー及び著名な共著者達に転嫁している。

 更に桑山氏曰く
しかし、報道後、論文を読んだ別の研究者からデータの使い回しや盗用を疑う声が相次ぎました。
論文の共著者や同じ研究分野の専門家などにその指摘について取材を重ねました。
その一方で再現実験を試みている大学の取材も進めていました。
そんな中、理研も調査に乗り出し重大な不備が見つかったわけです。

上記部分に本来記述すべき内容は、
2月初から一カ月強の取材で明確にできた事の具体的記述と
振りかえってみて不十分な点やずれていたと思う点を列挙する
正しい反省の記述である。
しかし全く中身のない表面的記述でごまかしの内容になっている。

それどころか、次に続く文章で、発表段階の見抜けなかった問題に又戻って言い訳
と反省した振り。

私たちは、発表段階で論文の問題点を見抜けませんでした。
限られた時間で論文中のズサンナデータの扱いまで把握するのは容易な事ではありません。
それでも今回の件を教訓として受けとめなければならないと考えています。

桑山氏の記事には反省の中身が全くないのであるが、正しい反省の例が
東北大学大隅典子教授のブログ
大隅典子の仙台通信 の中に示されている。
http://nosumi.exblog.jp/20490818/
 のブログより以下抜粋する。
各種報道機関が事前に取材して一斉にそれに合わせて報道するというスタイルは、不自然さを感じます。
せいぜいが、「先週、先月発表された論文によると……」くらいで良いのではないでしょうか?
科学報道はそういうものである、ということを常識にしてほしいと思います。

 2014年3月29日
http://nosumi.exblog.jp/20518716/ のブログより以下抜粋する。
【論文発表は通過点である】
無事に世の中に論文が出たとしても、その成果の上に次の研究を進める必要があれば、必然的にそのデータや発見の再現性を取ることになりますし、もし他の研究者も面白いと思えば、さらに他の研究室でも再現性を取る実験が為されるでしょう。
そうやって、新たな発見は徐々に確かなものとして定着していくことになります。
ですので、1、2本の論文が出たからといって、「まだまだ本当」かどうかはわからない、というのが科学の世界です。
なので、それをあたかも「決定的」のような科学報道に繋げることは大きな問題といえるでしょう。

更に 桑山氏は 記事の結びに、今後の対応として、
1 再現実験の行方をしっかりフォロー
2 今回の経緯と問題点の詳細の取材と検証
3 科学論文のチェック体制の取材と検証
 の3点を記している。
立派な決意ととる読者も少なからずいると思うが厳しい目でみるとあきれ返る内容。

まず
 3 であるが この分野で記者としてメシを食ってきた人間が科学論文のチェック体制の概略を理解していないのはおかしい。
権威に取材しておんぶにだっこの安直な記者生活を送っており現状把握整理の日常的努力を
怠っているのではないか!

1 についても 再現実験の行方は他のメディアが精力的にフォローすると予想する中で
  朝日新聞だけしないのもまずいので別に宣言するまでもない。

2 の 今回の経緯と問題点の詳細の取材と検証 
 は非常に重要と考えるが
2月中旬〜3月15日までの約1カ月間の朝日新聞取材班の記事から見てほとんど期待できない。
桑山氏が真の反省をできないまま取材班を主導する限り言葉のみに終わるだろう。
権威依存は多くの記事や紙面構成に垣間見える。
一番反省して欲しいのは
疑惑が浮上した2月5日以降の記事が
理研に疑惑が発生した事実を直視できないで
理研のコメントを土台に記事を構成している。違和感の強い記事でイライラがつのり
インターネットや週刊現代などの各種週刊紙を購入して
理研などの科学界の乱れ(閉じた世界に必然)具合の一端に触れる事になる。
権威に依存は安直でプロの仕事ではない。
権威の見を参考にするのは必要だがそれ以上に大切なのは事実。
権威は過去の事象には大きな業績があったかも知れないが、
現在、未来に関しては必ずしも効力を持たない。
理研の迷走を推定する種は2月の早い時点から存在していた。

今後、朝日新聞の他のチームも動員して理研内部の問題も含めて検証して
欲しい。

選挙無視も民意の表現 大阪市長選の投票率の低さに思う

ここ数年、政治と政治家の質の低さには
あきれ果てている、
というか裏切られ続け。
自分たちの投票結果が日本の劣化を加速させていると強く
感じ始めている。
民主党に期待したが、鳩山由紀夫総理(当時)が
普天間基地問題で
具体的手腕が問われるや否やびっくり仰天。
仕事の進め方のイロハも知らないではないか!!
みんなの党渡辺喜美党首にも最初は大いに期待したが、
だんだん自民党と差がなくなり
結いの党の分党に当たってはまともな社会人とは思えない言動で
本当にびっくり。
最近では8億円借用問題で信用に値いしない弁明で
もうどうしようもないという感じ。
安倍普三総理も
総理の立場というものが理解できず分別のない言動で
国益を大きく損なっている。

なぜこれほど我々の判断が間違って
期待を裏切られる結果になるかの考察は別途として
最近の大阪市長選挙投票率はひとつの示唆を与えてくれる。

2014年3月23日の大阪市長選挙の結果。
投票率:23.59%  (前回 60.92%)
当選者の対有権者得票率:17.85% (前回 35.67%)

更に投票の13.53%が無効票。

選挙ボイコットや無効票も政治の暴走を抑止する方法として
活用出来るのでは!!

池上彰の欺瞞性への言及

低レベルのメディア関係者は相も変わらず池上彰の正体が見破れない。
メディア機関の中枢にいるメンバーは、感性や判断力が大きく欠如した
人々で占められているのだろうか?

下記 は 2011年5月2日の毎日新聞 開かれた新聞委員会での
池上彰の発言内容である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
池上委員:
原発事故が一段落したらこれまでの原発報道を振り返って欲しい。
原発について、メディアは建設反対派が言うをそれなりに伝えてきた。
そこそこ報道してきたのに事故は防げなかった。

私もチェルノブイリ原発事故についての本を書いていて
旧ソ連言論の自由がないから危険なものが造られたが、日本には報道の
自由があり安全性は高いはずだ」 と書いてしまった。

私たちは間違えたのか、
限界があったのか。

私自身にも反省はあるし、
新聞はきちんと検証すべきだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まず、
池上彰
原発について、メディアは建設反対派が言うをそれなりに伝えてきた。
そこそこ報道してきたのに事故は防げなかった。

に対して批判する。

3月末の時点で既に多くの市民は
大手メディアの原発報道は非常に不十分であった事を
知っている。
読者を愚弄し、大手メディアを擁護し、ひいては
自分を擁護する見解は許せない。

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私もチェルノブイリ原発事故についての本を書いていて
旧ソ連言論の自由がないから危険なものが造られたが、日本には報道の
自由があり安全性は高いはずだ」 と書いてしまった。

報道の自由がるから安全性が高いはず というのはあまりにも無責任な詭弁ではないか。
報道の自由があるからと言って真実を把握するのは非常に難しい。
隠蔽体質、偽装体質に日本社会は汚染されているのは周知の事実である。

何年、何十年と経て虚偽が暴かれる例は数知れずある。
内部通告も日本社会ではかなり難しい現実がある。

官僚の世界、企業、学者の世界、政治家の世界 も利権に汚染されている。

従って、原発の安全性は技術的観点、環境の観点、利権の観点 などから
考察しなければならず、
まともな人間なら考察能力有り無しを自己判断磨るはず。

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私たちは間違えたのか、
限界があったのか。

自分が反省すべきところ、
私たちといって責任をぼかしている。
こういう人のコメントを読まされるのはやりきれない。

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という事で遅まきながら2013年半ばに毎日新聞の購読を打ち切った。
(購読料を払って頻繁に不快さが届くのはやりきれない。)
毎日新聞のまじめに記者活動に取り組んでいる多くの皆さんごめんなさい。)

池上彰の欺瞞性の考察

毎日新聞に頻繁に登場する池上彰の解説記事の全てに
欺瞞性と嫌悪感を感じる。
日本をますます劣化させていくと感じるが
支持する多くの共犯者が存在するようだ。
共犯者は池上彰の欺瞞テクニックに翻弄され、
或いは池上彰を逆に利用し自己欺瞞に埋没する。

これらについて考察する。

まず、欺瞞の仲間(共犯者)の考察。
 低レベルの読者
   努力の積み重ねをしていないのに自分を正常だと信じたい人々。
   メディアが、もてはやす池上彰の解説が自分には
   理解できるので自分は正常だと錯覚する。

   池上彰の解説は低レベルの人にのみ受け入れられるように
   簡単な部分のみか、簡単になるように変質化されている。
   それに気がつかないで
   池上彰は解説がうまいと錯覚する。   
   池上彰の登場する新聞メディアを購買する。
   (類は類を持って集まる。仲間は同じ低レベル。日本で増殖中。)

低レベルの新聞メディア:
   メディア記者は基本的に実体験を持たない他社の新聞社の仲間が
   書いた記事を最大限に利用している池上彰
   読者に受け入れられているのは大変都合がいい。
   新聞の販売数を増やす為に、積極的に池上彰
   その解説テクニック(実は欺瞞テクニックなのだが。)を
   吸収し活用している。

低レベルの大学教授:
  最近、低レベルの大学教授が増えたと感じる。
  彼らにとって池上彰の欺瞞テクニックが正当化されるのは
  実力のない大学教授にとっても好都合なのだろう。

次に池上彰の欺瞞テクニックの考察をする。
   
欺瞞テクニックその1:
 低レベルの読者にゴマをする。
 低レベルの読者にも分かる部分のみ、それが全体像のごとく説明する。
 本質的な部分は多くの場合、難度が高いので全く触れない。
 難度の高い部分は存在しないと読者を欺く。 

欺瞞テクニックその2:
 低レベルの新聞メディアと欺瞞の持たれ合いを行う。
 池上彰は新聞メディアを信頼出来るとゴマをする。
 新聞は価値がありインターネットは価値が低いと主張する。

 新聞メディアからは自分を神格化してもらう。


欺瞞テクニックその3:
  情報源を新聞に求める。
  少ない労力で知識を得れ、博識と錯覚させる。
  自分では裏を取らないので信憑性に乏しい知識。

  間違った時の責任は新聞になすりつける事が出来、
  自分を正当化しやすい。

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